婚活アプリではメッセージのやり取りを経てデートするのが一般的です。
しかし、女性会員のなかにはとにかく電話したがる人もいます。
コロナ禍で気軽にデートできないこともあり、電話したがる女性は増加傾向のようですが・・・
そもそも、なぜ女性は電話したがるのでしょうか?
また、男性側が電話を断るとどうなるのでしょうか?
この記事では、婚活アプリにおける電話したがる人についてご紹介していきます。
婚活アプリで電話したがる女性の心理
婚活アプリで女性のプロフィールをみると、「会う前に電話したい」「メールより電話が好き」などと記載されていることがあります。
こういう女性とマッチングすると、「良かったら話しませんか?」と電話したがるもの。
電話が苦手な男性にとっては非常に厄介、逆に電話が得意な男性にとっては絶好のアピールチャンスなのですが・・・
そもそも、女性は何が目的で電話をしたがるのでしょうか?
これに関して編集部が実際に女性に質問したところ、理由として主に次の3つがあがりました。
- 会う前に電話で雰囲気を確認したい
- とにかく誰かと話していたい
- 声フェチ
会う前に電話で雰囲気を確認したい
女性側の意見としてもっとも多かったのが、「会う前に電話で雰囲気を確認したい」というもの。
マッチング後にメッセージのやり取りをしたとはいえ、それだけは分からない点も多く、その状態ではデートするかどうかを判断できないようです。
- 会話のテンポ
- テンション
- 口調
- 話題の豊富さ
電話したがる女性は上記を確認し、「デートしたときに気まずくならないか」「楽しくデートできそうか」などを測っているのです。
また、「怪しい人物じゃないか」という点も電話したがる女性のチェックポイント。
婚活アプリの女性会員は日々怪しげな男性会員から「いいね」を貰っており、警戒心が強くなっています。
そのため、「電話して直接声を聞くまでは信用できない」という人も多いのです。
とにかく誰かと話していたい
寂しがり屋で構ってちゃん気質の女性に多いのが、「とにかく誰かと話していたい」という理由です。
このタイプの女性は、一人暮らしでFacebookやInstagramにハマっていることがほとんど。
普段は友達と電話しているかSNS上でやり取りしているのですが、運悪く話し相手がみつからない日もあり、そういうときに婚活アプリの男性会員と電話したがるようです。
もっとも、女性は誰かと話したいだけ。
スムーズな会話ができれば相手は誰でも良いわけで、恋愛感情とはまったくの別物になります。
電話に誘われた男性は「俺って特別な存在だと思われてるのかも」と期待しがちですが、それは大きな間違いなのです。
声フェチ
意外と多いのが声フェチの女性です。
「彼氏にするなら声の良さは必須」という考え方から、会う前に電話したがるのでしょう。
人気なのは、お笑い芸人のケンドーコバヤシさんのような低音で響く声。
逆に男性のわりに高音だと声フェチ女性のお眼鏡にはかないません。
電話したがる女性の1~2割ほどはこの声フェチ(低音好き)なので、該当しない男性は電話したことでフラれることもあります。
電話を断るとどうなるのか?
女性から電話に誘われた時、タイミングによっては気乗りしないこともあるでしょう。
また、電話したことで評価を落とすリスクもあります。
そのため敢えて電話を断るという選択をする人もいるはず。
ソフトな断り方をすれば女性が怒りだすことはなく、たいていはその後もやり取りが続くのですが・・・
実際には女性は次のようなことを考えています。
- この人は信用できない
- 優しくない
- 私に興味がないのかも
- きっと顔がブサイクなんだろう
この人は信用できない
女性から電話に誘われて断った場合、もっとも懸念されるのは「信用できない」と思われてしまうことです。
「実は妻子がいるんじゃないか」
「何らかの悪徳会員かもしれない」
女性のなかでこのような疑念が生じ、それまで前向きだった気持ちにブレーキがかかります。
婚活アプリの女性会員は「信頼」「誠実さ」を重視するので、一度「信頼できない」と判断されたら挽回は難しいでしょう。
優しくない
電話したがるというのは欲求・願望でもあります。
そんな欲求・願望を断ると「この人は女性に優しくない」「電話くらいしてくれてもいいのに」と思われてしまいます。
そこから発展して、「交際しても相手して欲しい時に構ってくれなさそう」という判断になることも。
電話を快諾してくれる男性もいるはずなので、その人と比較されて評価を落とすのは間違いありません。
私に興味がないのかも
電話したがる女性は、通話によるコミュニケーションを大事にしています。
「電話ならメッセージよりも多くのことが分かる」と考えているわけですから、それを断られると、「私に興味がないのかも」と感じるようです。
上手く理由をつければ1~2度は断れるかもしれませんが、どこかのタイミングで電話しておかなければ、いずれ連絡が途絶えてしまうことでしょう。
きっと顔がブサイクなんだろう
オンライン通話でお互いの顔を見ながら話すのを好む女性もいます。
いわゆるオンラインデートであり、コロナ禍で急激にニーズが高まりました。
そんなオンラインデートを断ると、「きっと顔がブサイクなんだろう」「プロフィール写真は加工されているに違いない」と思われるのがオチ。
数年前までは写真を加工するのは女性だけでしたが、いまや男性側も加工するのが当たり前。
それに気付いている女性は、オンラインデートによって男性の本当の顔を確認しようとするのです。
電話は断らない方が良い
電話したがる女性の心理と断った場合の影響についてはご紹介した通りです。
メッセージというツールがあるにもかかわらず電話したがるのは、それなりに理由があってのこと。
したがって、女性から電話に誘われたら断らない方が無難です。
もっとも、電話したがる女性には「メンヘラ気質」「慎重」「束縛が激しい」などの傾向があります。
そのまま交際に発展すればかなり依存されることになるので、それが苦手な人は電話したがる女性は避けた方が良いでしょう。
電話したがる女性との会話を盛り上げるには
女性と電話する以上、会話を盛り上げてアピールに繋げなければいけません。
そして会話を盛り上げるには、電話する前にしっかりと準備することが肝心。
その準備とは次のようなものです。
- 女性のプロフィール内容を再度確認
- できるだけ多くの話題を用意する
- 電話する目的をしっかりと定める
- 冒頭の挨拶を考えておく
- オンライン通話に備えて身だしなみを整える
女性のプロフィール内容を再度確認
電話をする前に、まずは女性のプロフィールを再度確認してください。
なぜなら、電話中は瞬時の判断が求められるから。
自己紹介、趣味、ライフスタイル、考え方の他、写真やそれまでのメッセージも復習しておかないと、瞬間的にベストなトークを選択することができません。
とくに自己紹介やメッセージからすでにあきらかになっていることを覚えていないのは最悪。
「この人、私のことを全然覚えていない」
「他の女と間違っているのでは?」
このように思われてしまい、せっかくの電話も失敗に終わります。
できるだけ多くの話題を用意する
電話でもっとも怖いのは無言の時間が出来てしまうこと。
お互いに非常に気まずく、「相性が悪い」と思われてしまいます。
そんな気まずい展開を回避するには、できるだけ多くの話題を用意しておくことが肝心。
復習した女性のプロフィールをもとに、会話が続きそうな話題を複数考えておきましょう。
ちなみに、「女性側も何か話題を提供してくれるだろう」と期待するのはナンセンス。
電話したがる女性だからといって話し上手とは限りません。
むしろ、会話をリードできる男性かどうかをチェックする意図があるので、男性側は覚悟して電話にのぞむべきです。
電話する目的をしっかりと定める
話題を用意する際は電話する目的を意識してください。
- 誠実さをアピールして信頼してもらう
- とにかくデートのアポをとる
- 一気に口説き落すetc…
それまでのやり取りの進捗状況によって、電話でやるべきことが変わってきます。
二人の関係がどの段階にあり、次に何をすべきなのかを分析してください。
その分析が正しければ女性が求めていることと一致するはず。
それを上手くアピールできれば電話を切った後の女性の満足度が高くなり、交際に向けて大きく前進します。
冒頭の挨拶を考えておく
電話において重要なのは冒頭の挨拶です。
それまでやり取りしていたとはいえ、まだお互いによく知らない状態。
いわばほぼ初対面なわけですから、冒頭の一言で和やかな雰囲気を作れるかどうかが会話を盛り上げるカギとなります。
「ぜひお話してみたいと思っていたので、電話できて嬉しいです。しかも声が綺麗!」
これくらいのお世辞はサラっと言えるように準備しておくべき。
この時、女性側が少しでも笑ってくれればスタートダッシュは成功です。
無論、明るく嬉しそうな声で話すのも重要。
電話は声がこもって聞こえがちなので、意識してハキハキと話すようにしてください。
オンライン通話に備えて身だしなみを整える
電話といえば一般的には音声通話のことを指します。
実際、音声通話のみで始まることがほとんどなのですが、稀に女性側から「オンライン通話に切り替えませんか?」と提案されることが。
その可能性を考えると、自身の身だしなみは事前に整えておくべきです。
もちろん、服装や室内の掃除も大事。
オンライン通話中は色々なものが映りこむので、見られても問題ないレベルにしておきましょう。
ちなみに、携帯電話のインカメラは画質が低く、肌質が悪く写りがちです。
そのため、オンライン通話は室内を明るくして行うのがコツ。
できるだけ明るい場所で会話してください。
男性側が電話したがるのはおすすめできない
ここまでは電話したがる女性についてご紹介してきました。
その女性との交際を望むなら、誘われた電話には快く応じるべきです。
それによって女性は安心するのですが・・・
すべての女性が電話したがるわけではありません。
むしろ、「まだ会ってもいないのに電話なんかしたくない」「電話で話すのは苦手」という人の方が多数派。
そのため、男性側がむやみに電話したがるのはおすすめできません。
無理に電話に誘っても効果はない
電話したがる女性を電話に誘うのは大いに結構。
しかし、プロフィールに「電話したい」と書いていない女性を電話に誘っても、プラスになることはほとんどありません。
というのも、会話がまったく盛り上がらないから。
よほどの話し上手じゃない限り、電話を望まない女性との会話を盛り上げることはできません。
相手の女性は愛想笑いくらいならしてくれるでしょうが、内心は「早く電話を切りたい」と思っているはず。
つまり男性側はストレスを与えているわけで、期待したほどの効果はないのです。
電話したがる男性はカラダ目的だと思われる
婚活アプリの女性会員の間では、「電話したがる男性はカラダ目的だ」という偏見が広まっています。
おそらく、「電話したがる=すぐに会おうとする」という連想からそういった偏見が生まれたのでしょう。
事実がどうであれ、女性側がそう思っている以上、男性が電話したがるのはマイナス要素となります。
まとめ
この記事では、婚活アプリにおける電話したがる人についてご紹介しました。
女性が電話したがる場合は、快く応じてあげるべきです。
なおかつ、その電話1本で関係性を進展させなければ意味はありません。
そのため電話する前にしっかりと準備し、「何を目的としてどういう会話をするか」を決めておきましょう。
ただし、電話したがる女性は少数。
多くの女性は会う前の電話に消極的なので、男性側から電話に誘うのは控えた方が無難。
無理に電話しても失敗するだけなので、定石通りにメッセージのやり取りでアプローチするようにしましょう。