【悲報】タップルはLINE交換が禁止になった。影響と対策は?

【悲報】タップルはLINE交換が禁止になった。影響と対策は?

20代前半の男女がよく利用しているマッチングアプリといえばタップルです。

フリック式と呼ばれるマッチング方式が「手軽」「目の保養になる」と好評で、これまで急激に会員数を伸ばしてきました。

しかし、2021年からは各種口コミにて酷評が目立つように。

その原因の一つとなっているのが、LINE交換の禁止です。

そこでこの記事では、タップルにおけるLINE交換禁止の影響と対策をご紹介していきます。

タップルはLINE交換が禁止になった

 

2021年10月25日の利用規約改訂以降、タップルはアプリ内での連絡先の交換を禁止にしました。

LINEはもちろんのこと、電話番号、メールアドレス、その他のSNSアカウントなど、直接連絡とれるものは一切交換禁止。

このルールに違反すると強制退会になってしまいます

他のマッチングアプリが連絡先の交換を認めているだけに、タップルの措置には批判の声が多数上がっています。

LINE交換が禁止となった背景

LINE交換を禁止とした理由についてタップル側は、「連絡先の交換を行うことで会員間のトラブルが続出しているから」と説明しています。

タップル内でのやり取りであればAIが監視しているため、恋愛以外の目的で利用している人(悪意のある会員)を取り締まることが可能。

一方、LINEなどで直接連絡を取り合うようになると、恋愛以外の目的で出会おうとする人が野放しになり、被害に遭う人が出てしまうというのです。

説明としてたしかに一理あるのですが・・・

出会いにくくなったことは事実であり、やはり納得できない会員の方が多いようです。

LINE交換禁止でタップルは出会いにくくなった

ご紹介したように、LINE交換禁止以降、タップルの評判はあまり良くありません。

事実、編集部も「LINE交換禁止によって出会いにくくなった」と感じています。

というのも、もともとタップルはメッセージの返信率が低いから。

タップルはマッチングのしやすさが特徴ですが、裏を返せば女性1人あたりのマッチング数が多いということ。

そのため、男性がメッセージを送っても他のメッセージのなかに埋没しやすく、結果としてメッセージの返信率が低くなるのです。

LINEの交換はこうした埋没を回避する有効な手段だったのですが、それが禁止された今となってはメッセージの返信率の低さがかなり目立ちます。

面白味のないメッセージはただでさえ無視されがちなので、今後はより一層面白味のあるメッセージを送るように心掛けるべきでしょう。

通話機能の利用が推奨されている

 

LINE交換を禁止した代わりに、タップルはアプリ内での通話(男性は有料会員であることが利用条件)を推奨しています。

いわゆるビデオチャットであり、お互いの顔を見ながら通話が可能。

事前にカメラをOFFにしておくことで音声のみにすることもできます。

これはこれで大変良い機能なのですが、問題点もあります。

  • 通信料が発生する
  • 通話時間が限られている
  • タップルがメンテナンス中だと通話できないこと
  • 着信通知機能が弱いこと

通信料が発生する

通話中は各自が通信会社と契約しているパケットを消費します。

定額の通信料で契約している人なら問題ありませんが、従量制や段階制で契約している人は要注意

相手との会話が弾んだ結果、想定外の通信料になってしまうことがあるのです。(通信料の請求は各通信会社からきます)

通話時間が限られている

相手と初めて通話する場合、通話時間は最長15分間と決まっています。

また、2回目以降も60分間までに制限されています。

一度通話を切ってから再度かけ直せば良いのですが、長話したい人にとってはやや面倒な制限といえるでしょう。

タップルがメンテナンス中だと通話できない

通話機能は相手の個別メッセージ画面にある電話のマークを押すことで利用できます。

これはつまり、タップルにログインできない間は通話もできないということ。

タップルは比較的メンテナンスの多いマッチングアプリなので、必要なときに通話できない可能性があります。

着信通知機能が弱い

通話の着信があると個別メッセージ画面を開いて応答することになります。

ただし、一般的な電話やLINE通話とは違い、着信をしっかり通知してくれるわけではありません。

そのため、事前に相手側と通話する時刻を決めておく必要が。

これをやらずにいきなり着信すると気付かないことが多いのです。

タップルのLINE交換禁止への反応

 


*引用元:Google Play

タップルのLINE交換禁止措置は会員の間で大きな波紋を呼びました。

残念なことに好意的に捉えている人はほとんどおらず、

「タップルが利益を伸ばしたいだけだ」
「通話機能は使いにくい」

と厳しい指摘が相次いでいます。

そのせいもあってか最近のタップルは酷評の嵐です。

たとえば、Google Play公式サイトでタップルのレビューを確認すると、表示されるのは40件。(2022年2月14日時点)

そのうちの9割にあたる36件が☆2又は☆1の低評価となっています。(☆5が満点)

低評価のすべてがLINE交換禁止に由来しているわけではありませんが、LINE交換禁止に関する不満のレビューがあるのは事実。

以下でその一部をご紹介します。

「いきなり強制退会になった」

 

引用:Google Playレビュー

1年間のプランを利用していたのですが最近LINE交換がダメになったのを知らずに交換したら垢BANされました。 (中略)

運営側は長い事自社アプリを使わせようと考えてこの様な仕様にしたんでしょうけどさっさとLINEに移行しないと他のライバルに取られたりメッセージが埋もれたりするんで交換NGのメリットなんて運営以外に1つもありません。

他にもAIがゴミすぎて文章の流れも読まずに不適切な発言判定をして文章を削除します。(中略)

このアプリに課金しようとされてる方は他社アプリのご利用をお勧めします。

LINE交換が禁止となることは「お知らせ」で事前に告知されていました。

しかし、「お知らせ」をチェックしていない人も多く、読んでいなかったために強制退会となってしまった人もいるようです。

無論、読んでいなかったこと自体がミスなのですが、有料会員となっていた場合などはなかなか納得できないでしょう。

「とても不便」

 

引用:Google Playレビュー

タップル内での連絡先が交換禁止と規約に加わったがあれはとても不便です。

理由は、タップルが不定期的に突然メンテナンスに入ってしまうため。

誰かと待ち合わせしていたり、急遽会える人を募っても結果が見れなかったり、通話を約束していたり、そういう時にメンテナンス中になった時は焦ります。 (中略)

また、通話機能に関してですが電話やLINEと違って発信音がなくかかっているかどうかが分かりにくいです。

どちらも同時にかけてしまって永遠に繋がらず諦めたことが何度かあります。

他の連絡手段を禁止するのなら改善をお願いします。

タップルのandroid用アプリ版はシステムが不安定で、過去には何度も通信障害を起こしています。(iOS用アプリ版の方が安定している)

その度に緊急メンテナンスが行われており、メンテナンス中は通話機能が使えません。(無論、メッセージ機能も使えません)

「緊急」なだけにいつメンテナンスが発生するか分かりません。

たとえばデートの待ち合わせ時刻に遅れそうな時などに発生すると、相手に連絡することができず、ドタキャンしたと誤解されてしまうことでしょう。

「通話できる人が少ない」

 

引用:Google Playレビュー

前まで連絡先交換ができてたのに規約変わってからアプリ内でしかやり取りできないし、通話も認証できてる人少ないし、通話もとられるし、今日もそのせいで会う予定の方とお会いできなかったです。 (中略)

ただ、男性側からもおでかけお誘いできるように進めていってるところは平等でいいかなと思うので今後に期待します。

素敵な方に巡り会えますように!

タップルの通話機能を使うには本人確認を行う必要があります。

しかし、この本人確認を終えている女性会員はまだまだ少ない状況。

さらに、「たとえ声だけでも通話するのは恥ずかしい」という女性も大勢います。

このような状況なので、いくらLINE交換禁止の代わりに通話機能を推奨しても、会員の間にはイマイチ浸透していません

LINE交換が禁止になったことへの対策

LINE交換が禁止になった影響は大きく、不便になったことは間違いありません。

そのため既存のタップル会員はあの手この手で対策を講じています。

以下ではそんな対策の一例をご紹介します。

対策1:こっそりLINE交換する

LINE交換が禁止になったとはいえ、抜け道も存在するようです。

LINE交換の監視はAIによって行われています。

露骨に「LINE IDを教えます」「LINEのQRコードを送ります」などと書いてしまうと、その監視網に引っかかってしまうのですが・・・

単にアルファベットや数字の羅列だけであれば、タップルのAIはそれが連絡先だと認識できないようです。(2022年2月時点)

したがって、LINEやTwitter、InstagramなどのIDだけを送るという対策が有効。

別のメッセージで「さっきのはら ・ い ・ ん」とでも書いて送れば、相手側はその意図を理解することでしょう。

現在はこの方法によってこっそりLINE交換している会員が多いようです。とはいえ、利用規約違反に変わりはないため推奨はしていません。

強制退会のリスクがある

前述した方法を使えばLINE交換が可能です。

ただし、AIの監視プログラムは書き換えが可能ですから、この方法もいつかは規制されることでしょう。

そこでLINE交換が発覚すれば強制退会となってしまいます。

タップルにおいて連絡先の交換は規約違反ですから、万が一強制退会になっても一切文句はいえません。

そのリスクを考えると、有料会員の契約期間は1ヶ月がベスト。

その他、ポイントの購入も必要最小限におさえ、強制退会になったとしても大きな損失がでないようにしておくべきでしょう。

対策2:通話中に連絡先を教える

メッセージ内で連絡先を教えるとAIに見つかる可能性があります。

その点、通話中であれば安心。

音声でLINE IDを読み上げたり、紙に書いたLINE IDを画面に大きく映したりすれば、タップルのAIに見つかることなくLINE交換が可能です。

本人確認を終えて通話が可能な相手とは、この方法による連絡先の交換が有効です。

LINE IDによる交換は要注意

根本的なことですが、LINE IDを使ってLINE交換するのはかなりリスキーです。

なぜなら、LINEアカウントを乗っ取られる可能性があるから。

何らかの事情により相手がLINE IDを流出させる可能性があり、それが犯罪組織などの手にわたったとき、悪用されるかもしれないのです。

「パスワードで保護されているから大丈夫」と思うことでしょうが、他のサイトでも使っているパスワードはとっくに流出している可能性があります。

個人情報というものは思っている以上に抜き取られているもの

そこにIDまでバレてしまっては乗っ取りを防ぐことはできません。

対策3:プレミアムオプションへの加入

 

LINEで便利なのが既読確認機能。

この機能が欲しいならタップルのプレミアムオプションが有効です

なお、プレミアムオプションには既読確認機能以外にも次のような機能があります。

  • 異性を人気順で並び替えてフリックできる
  • フリーワードやサブ写真・自己紹介あり、本人確認終了などで検索できる
  • 送った「いいかも」が相手の端末に優先表示される
  • 相手の最終ログイン、返信時間、いいかも数が分かる

プレミアムオプションのネック

 

プレミアムオプションのネックは料金が高いこと。

男性の料金は4,900円(税込)/月となっています。

これは有料会員の基本料金よりも高い値段。

前述した機能とこの値段を考えると、決してお得とはいえません。

「メッセージの既読がどうしても気になる」というのであれば仕方ありませんが、そうじゃなければ無理に加入する必要はないでしょう。

対策4:きっかけキャンディの使用

 

きっかけキャンディとはタップルにあるアイテムの一つ。

送ったメッセージを相手のメッセージページで上位表示させるためのものです。

これがあれば他のメッセージに埋没することはなく、LINE交換禁止による返信率の低下を防ぐ効果があります。

ちなみに、編集部はLINE交換禁止になる以前からきっかけキャンディを愛用しています。

きっかけキャンディ使用にはポイントが必要

 

きっかけキャンディを使うには、1個あたり(女性1人あたり)10ポイントが必要になります。

ポイントはフリックの原資にもなりますから常に不足しがち。

人によっては「きっかけキャンディ分の10ポイントがない」ということもあるでしょう。

その場合は、別途課金してポイントを購入するか、次のログインボーナス獲得(毎日20ポイント)まで待つことになります。

<ポイントの料金表>(Web版、アプリ版共通)

10P 120円 500P 2,940円
40P 490円 1,000P 5,500円
150P 1,100円 2,500P 12,000円
300P 1,840円

LINE交換禁止でもタップルを使う理由

 

ここまではタップルのLINE交換禁止についてご説明してきました。

会員にとってはデメリットが多くかなり不評。

しかしながら、「それでもタップルを使いたい」という人がいるのも事実です。

その理由は次の通り。

  • マッチングしやすい
  • 20代前半向けのマッチングアプリは少ない

この二点を重視する人にとっては、タップルは貴重なマッチングアプリといえます。

マッチングしやすい

 

タップルはマッチング率の非常に高いマッチングアプリです。

たとえば編集部(20代中盤、平均的なルックス)がペアーズを利用した場合、そのマッチング率は7~8%ほどです。

これに対してタップルは約13%もあります。

マッチングアプリではマッチングすること自体が一苦労。

そのハードルが低いタップルが利用者から支持されるのは当然のことでしょう。

20代前半向けのマッチングアプリは少ない

 

20代中盤以降をメインターゲットにしたマッチングアプリはたくさんあります。(ペアーズやOmiaiなど)

しかし、タップルのように20代前半~中盤をメインターゲットにしたマッチングアプリはほとんどありません。

あえて言うならtinderですが、残念ながらtinderは恋活に特化したものではなく、主に友達作りやビジネス目的で利用されています。

20代前半~中盤の若者でも出会いの機会は欲しいわけですから、その年齢層に強いタップルはとてもありがたい存在なのです。

まとめ

この記事ではタップルのLINE交換禁止についてご紹介しました。

かつては連絡先の交換を認めていたタップルですが、現在ではあらゆる連絡先の交換を禁止しています

これに不満を持つ会員は多く、工夫しながらこっそりLINE交換している人もいます。

また、タップル以外のマッチングアプリに乗り換えた人も多いようです。

ただし、タップルには「20代前半~中盤の会員が多い」「マッチングしやすい」という強みがあります。

これらの点を重視したいのであれば、やはりタップルがベストチョイスでしょう。

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