マッチングアプリを使う主な目的は恋人作り。
そのゴールは男女に共通していますが、そこまでの流れや進捗のスピードに関しては男女間で差があります。
どうやら男性の方が進捗を焦る傾向があるようで、自信満々でキスを迫ると断られてしまうことも。
そこでこの記事では、「キスは何回目のデートですべきか」「告白はどのタイミングがベストか」など、マッチングアプリで彼女ができるまでの流れを解説します。
マッチングアプリではキスを焦ってはいけない
マッチングアプリで男性側がキスを焦ると、たいていはその後の関係がこじれます。
デート中に感情が高ぶり、「交際したい」と思ってのことでしょうが、女性側が同じ気持ちとは限らないからです。
むしろ、女性側は「まだ何となく信用できない」「もう少しデートを重ねないと分からないことが多い」と考えている可能性が大。
つまり、男女間で関係の進捗に関する認識が違うわけで、マッチングアプリでこのような事態になるのは、そもそも登録時の考え方が異なるからです。
女性が登録時に考えていること
女性がマッチングアプリ登録時に考えていることを割合の高い順に並べると、次のようになります。
- カッコイイ彼氏が欲しい
- ヤリモクや犯罪者に騙されたくない
- 時間をかけて相性と誠実さを確認したい
カッコイイ恋人が欲しいからマッチングアプリに登録、というところまでは良いのですが、次にくるのは男性に対する警戒心。
「マッチングアプリにはヤリモク男子が多い」という思い込み(事実でもある)から、やり取りやデートをしっかりと重ねて相性と誠実さを確認したがります。
女性が相手の男性を恋愛対象として見るようになるのは、これらの確認が済んでから。
とくにOmiaiやwithなどの婚活用マッチングアプリでは、女性が念入りに確認を行う傾向があります。
男性は最初から恋愛対象として見ている
警戒心を乗り越えてから相手を恋愛対象として見るようになる女性に対して、男性は最初から相手のことを恋愛対象として見ています。
その証拠に、マッチング直後は多くの男性が「この人と付き合えるかも!」と期待するはず。
ところが同時刻、女性は「付き合う可能性はゼロじゃないけど、まずは相性と誠実さの確認から」と考えており、気持ちのスタート地点は男性よりかなり後ろです。
そのまま二人が同じペースで進むと、男性が「キスしたい」と思うタイミングは、女性にとっては時期尚早ということに。
これが理解できずに焦ってキスを実行にうつすと、女性から拒絶されたりフラれたりするのです。
キスは交際確定後が原則
ご説明した通り、デートをしている時点(交際前)では、女性の気持ちが遅れがち。
キスを迫った際に嫌がられるのもそのせいです。
したがってキスは交際確定後、つまり告白してOKを貰ってからが原則。
実際、「付き合うまでは肉体関係(キスを含む)を持たない」と決めている女性がほとんどです。
物事には手順・セオリーというものがありますから、「デート ⇒ 告白 ⇒ キス ⇒ セックス」という段取りは守った方が無難なのは間違いありません。
告白は何回目のデートが妥当か?
キスやセックスは告白後とすると、「じゃあ、何回目のデートで告白するのがベストなのか?」という問題が出てきます。
あくまでも二人の気持ちの問題であり、明確に「〇〇回目!」と定めることはできないのですが・・・
編集部のこれまでのマッチングアプリ体験からいうと、告白のタイミングは2回目のデートの終盤がおすすめ。
そこで相手が快諾してくれれば、勢いに任せてキスするのもアリでしょう。
初デートの告白は失敗率が高い
マッチングアプリに関する体験記事を読むと、「初デートでお持ち帰り成功!」などと自慢しているものが多々あります。
実際に成功したのかもしれませんが、その確率に関しては疑問。
編集部が知る限り、初デートで告白したりお持ち帰りを計画したりすると、高い確率で失敗します。
前述した通り女性の気持ちは遅れがちで、初デート開始の時点では「まだまだ相性と誠実さをチェックする段階」と考えています。
それでも初デートで交際をOKするとしたら、デートの中身が抜群に素晴らしかったときだけ。
初回からそれほど素晴らしいデートを演出できることは稀ですから、やはり初デートでの告白は見送るべきです。
2回目のデートが告白に向いている理由
初デートを終えたらすかさず2回目のデートに誘います。
女性は興味がなければ2回目のデートをしないので、2回目のデートをOKしてくれた時点で相性と誠実さのチェックに合格したことを意味します。
不思議なもので、初デート後の女性に警戒心はほとんど残っていません。
むしろ、「私にも彼氏ができるかも♪」という期待感の方が強く、2回目のデートに向けて胸をドキドキさせています。
このドキドキ感も恋愛の醍醐味であり、女性にとっては「私、恋してるかも」とウキウキできる期間。
つまり女性の気持ちが男性に追いついたわけで、その勢いを利用して2回目のデートで告白すれば極めて高い確率で交際してくれるのです。
3回目のデートは告白のタイムリミット
2回目のデートまでに告白がなかった場合、女性は「次は3回目のデートになるし、そろそろ告白があるはず…」と考えがち。
実際、「付き合うなら3回目のデートまでに決める」という女性は大勢います。(特に根拠はないのに、人は3という数字を好む傾向があります)
もはや女性は告白待ちなわけで、大いに期待して3回目のデートにやってくるのです。
それゆえ、3回目のデートでも告白がないと完全なる肩透かし状態。
「私のこと、好きじゃないのかも」
「友達としか思ってもらえてないのかな」
このような考えが頭をよぎり、「だったらフラれたくないし、私は諦めよう」と気持ちにブレーキをかけることがほとんど。
つまり4回目のデートでは手遅れなわけで、告白するなら3回目のデートの終盤がタイムリミットとなります。
交際後のキスのタイミング
見事交際に至れば次はいよいよキスです。
とはいえ、初めてキスするときはタイミングが難しいもの。
そこで、編集部では次の3つのタイミングをおすすめしています。
- 告白をOKしてもらった瞬間
- デート後に女性を送っていった時
- 後日、お泊まりデートをした時
告白をOKしてもらった瞬間
告白をOKしてもらった瞬間は最初にやってくるキスのタイミングです。
このときのポイントは、
- OKをもらった場所・シチュエーション
- 話の流れ
- 相手の表情
です。
人目のある場所(飲食店の店内など)であれば少々問題ですが、車中や人のいないところでしかも夜であればキスのチャンス。
キスから逆算して告白の場を選ぶという手もあります。
また、話の流れや相手の表情からロマンティックな雰囲気になっていることも重要。
ドラマや映画の告白シーンに似た雰囲気になっていれば、女性側もキスを想定している可能性があります。
デート後に女性を送っていった時
デートの終わりに女性を送っていくということはよくあります。
自宅までなのかそれとも最寄り駅までなのか、いずれにせよしばしの別れであり、若干の切なさが漂うシチュエーション。
女性側が「今日の最後に気持ちを確かめあっておきたい」と考えていても不思議ではありません。
それを確かめるには腕を組むのが効果的。
組んだ瞬間に女性が身をぴったり寄せてくるようなら、名残惜しいと感じている証拠であり、キスするチャンスと考えられます。
後日、お泊まりデートをした時
交際後、初めてキスするときはお互いに緊張するもの。
うぶな女性には心の準備が必要です。
そんな場合はお泊まりデートを提案してください。
カップルがお泊まりデートをするとなれば、どんな展開になるかは誰でも予想できるはず。
当然、心の準備をしてからデートにくるので、ふと目が合った瞬間にハグしてからキスすればOK。
一晩中一緒にいるわけですから、チャンスは何度もやってくることでしょう。
まとめ
この記事では、マッチングアプリからのキスや告白についてご紹介しました
男性のなかには「初デートでキス!」と意気込む人もいるようですが、女性の気持ちはそれほど高まっていません。
そのため、まずは相性の良さと誠実さをアピールすることが先決。
これができれば2回目のデートで告白するチャンスが訪れます。
このように、キスを迫るのは交際してからがセオリー。
付き合ってからはいくらでもキスできるわけですから、初デートからキスを焦ってフラれないようにしてください。