マッチングアプリのtinderは他のマッチングアプリと比べるとプロフィールの項目が少なくなっています。
登録する際は入力項目が少なくて楽なのですが、いざlikeやメッセージを送る段階になると「情報がなさすぎる」と感じるはず。
実は同じことを女性側も感じており、それが原因でマッチングのチャンスを逃すこともあります。
そこでこの記事ではtinderのプロフィールの書き方をご紹介。
マッチングしやすいプロフィールを作成するにはコツがあるので、ぜひ実践してください。
tinderのプロフィール項目
tinderでプロフィールを作成するには自分のアイコンをタップしてマイページを表示させ、「プロフィールの編集」から作業を進めていきます。
この画面で入力できる項目は
- 写真
- 自己紹介
- 趣味
- 仕事
- 会社学校
- ステッカー
- 住んでいるエリア
- 性別
- 性的指向
などです。
また、「インスタグラムと連携させる」「自分のテーマ曲を設定する」「Spotifyでよく聴くアーテイスト」などの設定もできます。
とはいえ、これらのプロフィール項目をきっちり埋めている会員はほとんどいません。
それは下の画像をみれば分かります。
こちらの画像はとあるtinder会員のプロフィールです。
ここに書かれているのは
- ニックネーム
- 年齢
- 個人か法人か
- 性別
- 距離
- 興味があること
- 自己紹介
という7つ。
随分あっさりとした印象ですがtinderではこれが当たり前。
人脈づくりという目的がはっきりしている分、むしろまだマシな方です。
ペアーズやOmiaiなどのマッチングアプリを使い慣れている人にとっては、「これじゃまともな出会いなんてできない」と思うことでしょう。
その懸念は正しく、tinderではメッセージに書く話題が見つからず、やり取りが途絶えてしまうことが非常に多いのです。
tinderはプロフィール項目が元々少ない
tinderのプロフィール項目だけをみると多いように感じるかもしれませんが、他のマッチングアプリと比べるとかなり少ないことが分かります。
例えば上の画像はペアーズのプロフィール画面ですが、身長や血液型といったtinderにはない項目が確認できます。
その他、次の表にあげた項目も「ペアーズにはあってtinderにはないもの」です。
兄弟姉妹 | 学校名 | 家事・育児 | 同居人 |
話せる言語 | 結婚歴 | 出会うまでの希望 | 休日 |
出身地 | 子供の有無 | 初回デート費用 | お酒 |
年収 | 結婚に対する意識 | 性格・タイプ | タバコ |
体型 | 子供が欲しいか | 社交性 |
なかには重要性を感じない項目もありますが、真剣にお相手探しをするなら情報は多いにこしたことはありません。
とくに女性は男性のことを色々と知りたがるので、「プロフィールの項目はしっかり埋める」というのが男性の常識です。
そう考えるとtinderのプロフィール項目が少ないのは致命的。
そのため、自己紹介欄に自らプロフィール項目を追加するのが書き方のコツとなります。
tinderにおけるプロフィールの書き方のコツ
ご紹介した通り、tinderでは自己紹介欄に自らプロフィール項目を追加するのが効果的。
プロフィールをしっかり作っている人が少ないだけに、これをやるだけでマッチング率がかなりUPします。
ただし、それなりに文章も書きますから追加するプロフィール項目は必要なものに絞るべき。(あまりにも長すぎる自己紹介は読んでもらえません)
また、デフォルトで設定されているプロフィール項目のなかにも特に書く必要のないものがあります。
以下でこれらの点についてご紹介していくので、それを参考にプロフィールを完成させてください。
自己紹介の文章
最初に文章で「挨拶」「登録の目的」「自分の性格」「趣味」などを語ります。
この時注意すべきことは次の3点です。
- 200文字程度にまとめる
- ネガティブなことは書かない
- 女性ウケする趣味を書く
以下は上記を踏まえて作成した自己紹介の例文です。
学生の場合
はじめまして。○○と言います。都内の△△大学に通っています。
昨年までは単位を取ることに忙しく恋愛する時間がありませんでしたが、今年はかなり余裕ができたので、真剣にお付き合いできる女性と出会いたいです。
温泉巡りが趣味なので、「私も!」という人とは話が合うと思います。
少しでも気になってもらえたらぜひメッセージのやり取りをしたいです。
よろしくお願いします。
この例文の良い点は「昨年までは恋愛する時間がなかった」と書いていることです。
学生の場合、サークルやアルバイトなどで出会いの機会は多いはず。
そのため「なぜ今彼女がいないのか」という点を語っておかなければ、単なるモテない人だと誤解されてしまいます。
また、「温泉巡り」という一般的に女性が好むものを趣味にあげている点もGOOD。
同じく「温泉巡りがすき」という女性は多いと思われ、マッチングできる幅が広がります。
社会人の場合
プロフィールを閲覧していただきありがとうございます。○○と言います。
都内の機械メーカーに勤務しています。
今年、営業で結果を残して課長に昇進しました。
それによって社会人として自信がつき、結婚を考えるようになりました。
なのでtinderでは将来を考えられる女性と出会いたいと思っています。
趣味は料理を作ること。
また、最近はあまり行けていませんが海外旅行も好きです。
おおらかで気さくな性格なので、楽な気持ちで楽しくやり取りしてもらえると思います。
よろしくお願いします。
社会人としての出会いでポイントになるのは「結婚への意識」です。
男性はさほど感じていないでしょうが、女性は「30歳までに結婚」というのが一つの目標。
したがって、自己紹介では「結婚に前向きな気持ちを持っている」とアピールする必要があります。
これに関連して、趣味や性格も女性が結婚生活をイメージしやすいものにすべき。
本当に結婚するかどうかは別としても、これくらいのことは書いておかないと女性の心を掴むことはできないでしょう。
自己紹介欄に追加するプロフィール項目
文章を書いたらその下に箇条書きでプロフィール項目を追加していきます。
以下に挙げるのは編集部おすすめの項目ですが、人によっては記載することで不利になる項目もあるはず。
わざわざそのようなことを書く必要はないので、自分の状況に応じてカスタマイズしてください。
学生の場合
学生におすすめの追加項目は次の7つです。
- 身長、体型
- 出身地
- 学校名
- サークル
- 同居人(一人暮らしかどうか)
- 初回デート費用
- 社交性
その他、追加する価値のある項目(車がある等)は積極的に追加してください。
社会人の場合
社会人の場合は結婚がキーワードになりますから、追加するプロフィール項目は結婚に関連したものが多くなります。
- 身長、体型
- 出身地
- 兄弟姉妹
- 年収
- 同居人(一人暮らしかどうか、ペット等)
- 結婚歴
- 子供の有無(子供が欲しいか)
- 結婚に対する意識
- 家事・育児
- 休日
- 酒、タバコ
現在すでに子供がいる、または子供は欲しくないという人は該当する項目を削除。(どちらもマイナスの評価をうけてしまうため)
また、酒とタバコの愛好家は削除するか「たしなむ程度」と記載するのがコツです。
デフォルトのプロフィール項目で回答すべきもの
上の表にまとめられているのはtinderのプロフィールにデフォルトで設定されている項目です。
これらのなかで回答すべきものは黄色、回答する必要のないものは灰色にしてあります。
ただし、LGBTの人は「性的指向」をはっきりさせておいた方が効率的。
また、会社名や学校名を公開しても問題がなく、なおかつ公開することでプラスに作用する場合(一部上場企業や有名私大など)は回答した方が良いでしょう。
ちなみに、tinderとFacebookを連携させている場合は、Facebookの内容が自動的に反映されます。
そのため、公開すべきでない情報が入っていないかしっかりチェックしてください。
女性のプロフィールについて
ここまでは男性側のプロフィールについてご紹介してきました。
書き方を工夫することでマッチング率が上がるのですが、問題はその後。
tinderの女性会員の多くはプロフィールの内容が薄いので、メッセージの話題に困ってしまうのです。
話題のヒントとして使えるのは「興味があること」くらいなもの。
それですら4~5個しか記載されていないので、やり取り開始から2~3日もすると話すことがなくなります。
そのため「興味があること」以外の話題を用意する必要があるのです。
<興味があること以外で話題に使えそうなもの>
- プロフィール写真に写っているもの
- 嫌いなタイプの男性
- 時事ネタ
- 流行りの食べ物
- 恋の話
プロフィール写真に写っているもの
プロフィール写真には本人の顏以外に様々なものが写りこんでいます。
例えば上の写真。
一見すると女性のスタイル以外に話題はなさそうですが、
「きれいな海ですね。どこで撮影したのですか?」
「パレオが可愛いですね。どこで購入したものですか?」
なども話題になります。
また、下の写真では桜はもちろんのこと、女性が着ているカットソーにも注目。
かなり特徴的な袖口をしているので、この女性はオシャレへの興味が強いと思われます。
二の腕が細いことも分かることから美容関連の話題を出しても話が合うことでしょう。
このようにプロフィール写真をじっくり観察すれば話題にすべきことはいくつも見つかります。
嫌いなタイプの男性
メッセージのやり取りからデート、さらには交際まで見据えたときにできるだけ早く聞き出しておきたいのが嫌いなタイプの男性です。
嫌いなタイプについてきくと接し方の注意点が分かるので、アプローチする際の失敗が減ります。
また、具体的な例が出やすく、そこから過去の体験談や考え方へと話が発展していくので話題としてはかなり効果的です。
ちなみに、好きなタイプの男性について聞いても女性は具体性のないことしか言わないので、話題としてはさほど盛り上がりません。
時事ネタ
時事ネタはどうしても話題が思いつかないときのつなぎ役として有効。
2021年を例にとると新型コロナウイルス関連、東京オリンピック関連などがあります。
その他季節に目を向ければ、正月、バレンタイン、卒業・入学、ゴールデンウイーク、梅雨、お盆、シルバーウイーク、紅葉、ハロウィン、クリスマス、大晦日などのイベントがあり、それらに関連したことも話題として使えます。
いずれも思いつきやすい分、やり取りの内容はありきたりなものになりがち。
それでは意味がないので、時事ネタを切り口にどう話を発展させるかがポイントになります。
流行りの食べ物
流行りの食べ物は女性とのやり取りにおいてとても有効。
とくにスィーツ関連は女性が喜ぶ話題の一つです。
2018~2019年頃ならタピオカでしたが、2021年は「マリトッツォ」。
ブリオッシュ生地に生クリームをたっぷりと挟んだイタリア・ローマの定番スイーツです。
「○○というお店のマリトッツォが美味しい」
「今度コンビニでも販売されるらしい」etc…
トレンドに目ざとい女性は色々と知っているはずなので、一通り話を聞いてあげましょう。
恋の話
ある程度やり取りをして関係性ができてきたら過去の恋愛について語り合うのも良いでしょう。
- 前の恋人と別れた理由
- 結婚を考えた人はいたか
- 好きなデートコース
- 恋人には週何回くらい会いたいかetc…
これらについて質問しつつ、自分のアピールに繋げていくのがコツ。
たとえば別れた理由が「元カレがギャンブル依存症だったから」なら、「僕はギャンブルにつぎ込むくらいなら彼女にプレゼントを買いますね」と答えておけばOKです。
なお、Tinder(ティンダー)の口コミや使い方など、より詳しくはこちらの「Tinder(ティンダー)の口コミ・評判!男性も無料で出会える?使い方と実際に使った感想を含めて解説」で解説しています。
まとめ
この記事ではtinderのプロフィールの書き方についてご紹介しました。
tinderのプロフィールはデフォルトで設定されている項目が少なく、そのままでは良いアピールができません。
そのため自己紹介欄に自らプロフィール項目を追加するのがおすすめです。
また、女性のプロフィールをみて「内容が薄くてやり取りしにくい」と思ったときは、プロフィール写真に写っている物や時事ネタ、流行りの食べ物などを話題にしてやり取りしてください。
これらができればtinderでの出会いの確率が一気にアップしますよ。