マッチングアプリを使って女性と交際するなら初デートを慎重にクリアしなければなりません。
実際、初デートでアピール不足またはミスを犯した場合はその後連絡が途絶えてしまいがち。
仮にもう一度チャンスをもらえたとしても挽回するのは極めて困難です。
そこでこの記事では初デートにおける会話、服装、場所の注意点と脈ありサインをご紹介します。
マッチングアプリの初デートにおける目的
マッチングアプリでの初デートでは下心を出さないのが鉄則です。
なぜなら、女性はカラダ目的の男かどうかを見極めるために来ており、下心を感じとると一気に冷めてしまうから。
そのため初デートにおける目的は以下の3つに絞るべきです。
<初デートにおける目的>
- やり取りで与えた良いイメージをさらに固める
- 信用・信頼を勝ち取る
- 次回デートのアポをとる
やり取りで与えた良いイメージをさらに固める
初デートにこぎ着けたということはそれまでのやり取りが上手くいっていたということ。
女性のなかにはある程度の人物像が浮かんでいるはずであり、イメージ通りの男性を期待してやってくるわけですから、その期待にこたえなければなりません。
そのため過去に送った自分のメッセージを読み返し、どんな男性だと思われているかを事前に推測しておくのがコツ。
こうして女性の抱いているイメージ通りの人物になりきり、それまでのやり取りで与えた良いイメージを確固たるものにしましょう。
信用・信頼を勝ち取る
初デートで即交際を狙うとかなりの確率で失敗します。
これは女性の気持ちが十分に高まっていないからであり、その根底には「いきなり付き合おうとする男性は信用できない」という思考があります。
逆にいえば信用できる男性になれば交際の可能性は十分にあるということ。
なので初デートでは誠実さや真剣さをアピールし、女性から「この人はカラダ目的や遊び人じゃない」と信用してもらうことが大事です。
次回デートのアポをとる
初デートが概ね良い雰囲気ですすんだら、終盤で次のデートのアポを取ります。
「今日はとても楽しかったし、イメージ通りの素敵な女性だと分かりました。ぜひ
もう一度会ってもらえませんか?」
このようにきりだして次回の具体的な日程や場所を決めてください。
女性から「もう会う気はないのに」と思われているかもしれませんが、それを怖がっていては話が前に進みません。
女性の方から積極的に誘ってくることはまずないので、男性は勇気を出して誘うしかないのです。
初デートにおける会話の注意点
デートの基本は会話です。
とくに初デートにおいてはお互いに理解を深める必要がありますから、どんな会話をするかが非常に重要。
なので以下のような点には注意してください。
- 女性がついてこれないような話題を出さないこと
- 無言の時間を作らないこと
- ありきたりな内容にならないこと
気を付けていたつもりでもついやってしまうのが上記の3つ。
なので初デートの時くらいは事前に話題を考えておくことをおすすめします。
女性がついてこれないような話題を出さないこと
会話が盛り上がるのはお互いに興味のある話題でなおかつスムーズなキャッチボールをした場合。
男性側が一方に喋るだけだったり、女性が引いてしまうような内容だったりするとその会話は失敗です。
とくに失敗しがちなのが
- 下ネタ
- 自慢話
- 持論を一方的に展開する
の3つ。
いずれも女性は苦笑いするしかなく、心のなかでは「デリカシーがない」「全然面白くない」などと冷ややかに受け止めています。
無言の時間を作らないこと
初デートでもっとも気まずいのが無言の時間。
これがあると女性は「相性が悪い」「早く帰りたい」などと感じてしまいます。
社交性の高い女性なら話題を提供してくれることもありますが、マッチングアプリにいる女性の多くはコミュニケーション能力が低め。
「会話は男性がリードすべきもの」と考えているので、気まずさを感じながらも黙ったままです。
なので男性が率先して話題を提供し、無言の時間ができないようにしなければなりません。
ありきたりな内容にならないこと
無言の時間を避けたいからといってありきたりな内容の会話になってはその場がしらけるだけです。
- 仕事の話
- 天気の話
- 地元の話
これらは初対面においてよく取り上げられますが、よほどの話術がない限り「へぇー」「そうですよね」などのリアクションで会話が終了します。
当然、女性は「話がつまらない」と感じており、初デートとしては大失敗に終わります。
初デートにおける服装の注意点
服装は人の印象を左右する重要なアイテムです。
万人受けするオシャレさがあればベストですが、それほどのファッションセンスを持っている男性は少ないはず。
たいていの男性は持っている洋服のなかからお気に入りのものを着て初デートに向かうことでしょう。
しかし、その服装が相手から評価されるとは限りません。
特に以下の服装は女性からマイナスの評価を受けがちなので注意してください。
- 清潔感がない服装
- 奇抜すぎる服装
- プロフィール写真とは路線が違う服装
清潔感がない服装
清潔感は女性が大変気にする部分です。
男性で多いのがシャツの襟や袖口に汗シミや汚れが付着しているケース。
古いシャツや不十分な洗濯で長期間放置されたシャツにありがちなので着る前に必ずチェックしてください。
無論、ズボンの裾が汚れていたりほつれていたりするのは大人の身だしなみとして論外です。
また、服装に敏感な女性は男性の靴をチェックします。
汚れが酷い靴だと貧乏くさく見えてしまうので、必ず綺麗な靴を履いてください。
奇抜すぎる服装
奇抜な服装をオシャレと評価する人もいますが、「恥ずかしい」と判断する人もいます。
その意味で奇抜な服装は一か八かとなるわけですが…マッチングアプリの女性会員は比較的大人しい人が多く、かなりの確率で引かれてしまいます。
プロフィール写真にもその服装で写っていれば良いのですが、初デートだからといって気合をいれて奇抜な服装にするのは控えた方が無難です。
プロフィール写真とは路線が違う服装
マッチングできたということは、プロフィール写真も含めて女性の許容範囲に入っていたということ。
少なくともダメではなかったわけですから、初デートでそのイメージを大きく変えるのはむしろリスキーです。
なのでプロフィール写真の服装と同じ路線で初デートに行くのが安全策。
あまりにも気合いが入った服装だと逆にダサくなってしまいますよ。
初デートにおける場所の注意点
初デートの場所選びはコミュニケーションの取りやすさが重視されるべきであり、その意味ではしっかり会話が成立するならどこでもOKということになります。
とはいえ、女性側は警戒心を持っているのでその気持ちに配慮することを忘れてはいけません。
よって以下のような場所は初デートに不向きです。
- ●人気の少ない場所
- ●車で移動する場所
人気のない場所
セックスとは無関係であっても人気のない場所は避けるべきです。
「人気のない場所で待ち合わせた結果、誘拐や強盗の被害に遭った」という報道はいくつもあり、女性は不安を感じています。
身体能力で勝る男性は気にしないのかもしれませんが、女性は力で大きく劣るわけですから弱者の立場で安全と思える場所を選ぶようにしてください。
車で移動する場所
車で移動する場所も初デートには不向きです。
なぜなら、当日のスケジュールはすべてドライバーである男性側にゆだねられており、女性は帰りたくても帰れなくなるから。
ホテル等にそのまま連れ込まれたり社内で強引に迫られたりするリスクもあるわけで、女性は緊張しっぱなしになります。
また、運転中に会話が途切れがちなのもネック。
狭い車内での無言は耐え難い苦痛なので、それを知っている女性は初デートから車で移動するのを嫌がります。
初デートで分かる女性の脈ありサイン
初デートが上手くいっていれば中盤以降から脈ありサインが見受けられるようになります。
2回目のデートを提案する際の重要な指標となるので、以下の脈ありサインは見逃さないようにしてください。
- 前のめりの姿勢になる
- 次のデートの詳細があっさり決まる
- 初デートの感想が好意的
- 飲食代金を払おうとする
- 最後に手を振る
前のめりの姿勢になる
初デートでは飲食店で会話することが多いはず。
たいていは向かい合って座るわけですが、この時の女性の姿勢に注目します。
デート開始直後は警戒心があるため背中側に重心がかかった姿勢。
その姿勢が徐々に前のめりになってきたら興味を持った証拠であり脈ありと判断できます。
次のデートの詳細があっさり決まる
デート終盤では次のデートのアポ取りをするわけですが、この時のリアクションで脈ありかどうかが分かります。
脈ありの場合は「ぜひ行きましょう」と即決になり、日時や場所があっさり決まります。
それに対して脈なしの場合は、「今は予定が分からないので後で連絡します」「行きたい場所は特にないです」など言われ、詳しいことは一切決まりません。
初デートの感想が好意的
初デートの終盤でその日の感想を聞いてみるのも脈ありを判断する有効な手段です。
脈ありの場合は「今日は楽しかった」「イメージ通りだった」などの好意的な感想が出るほか、「私で大丈夫でしたか?」と逆に確認されることもあります。
一方脈なしの場合は、「どんな人なのか理解できました」「結構長いこと話してましたね」と、どっちつかずの感想が。
仮に好意的な感想を言ってくれたとしても心がこもっておらず、すぐにお世辞だと気付くことでしょう。
飲食代金を払おうとする
脈ありの場合、女性は自分の分の飲食代金を払おうとします。
無論、それはジェスチャーであり実際に払うつもりはないのですが、それでも礼儀としてバッグから財布を取り出すくらいはするもの。
こうして常識のある女性だとアピールしてきます。
逆に女性がまったく払おうとしない場合は「もう会う気がないから嫌われてもいい」という気持ちの現れであり、明らかに脈なしです。
最後に手を振る
初デートの帰り道、最寄り駅などにおくっていくこともあるでしょう。
ある程度のところで見送るわけですが、この時の女性の仕草で脈ありかどうかが分かります。
脈ありの場合は
- 手を振る
- 最後に笑顔で一礼する
- 「じゃあ、また」と一言発する
などの行動がみられます。
脈なしの場合は「もうこの辺で。それでは」と言ってツカツカと帰っていきますから、その差を考えればかなり分かりやすいことでしょう。
まとめ
この記事では、初デートにおける注意点と脈ありサインについてご紹介しました。
マッチングアプリのように初デート=初顔合わせとなる場合は、口説くことより信頼と信用を勝ち取ることの方が大事です。
これは女性側が諸々のリスクを警戒しているから。
男性にはない意識なので見落としがちですが、女性にとってはリラックスして会えるというのが非常に重要です。
会話、服装、場所などあらゆる組み立てにおいて考慮されるべきことであり、それができればデート終盤で脈ありサインが確認できることでしょう。