マッチングアプリに登録したら自己紹介を作成しなければなりません。
自分のことを語るのは難しいもので、「何を書くべきか分からない」という人も多いことでしょう。
しかしながら、女性は男性の自己紹介を厳しくチェックしているので、自己紹介で手を抜くとなかなかマッチングできません。
そこでこの記事では、男性向けに自己紹介の書き方を例文付きでご紹介。
また、女性の自己紹介を参考にしてやり取りする方法も記載しているのでぜひご一読ください。
マッチングアプリは自己紹介が重要
マッチングアプリにおいて外見をアピールするのがプロフィール写真なら内面をアピールするのは自己紹介です。
女性会員は外見・内面の両方を厳しくチェックしてからマッチングの判断をするので、自己紹介で手を抜く男性はなかなかマッチングしてもらえません。
また、良かれと思って書いた自己紹介が逆にマイナス評価になってしまうこともあります。
このように自己紹介はマッチング率に大きく影響するので、何度も推敲を重ねて洗練された文章にする必要があるのです。
マッチングアプリの自己紹介文に書くべき6つのポイント
まずは男性が自己紹介に書くべきことからご説明していきます。
実は自己紹介には王道ともいえる流れがあります。
- 挨拶
- 登録理由
- 恋愛に対する真剣な気持ち
- 趣味やライフスタイル
- どんな女性を求めているか
- メッセージのやり取りを大切にしていること
この流れで自己紹介を作ればとても読みやすく、最後まで読んでもらえるのです。
もちろん、流れを無視して変わった文章を書けば強いインパクトを与えられるのですが、好き嫌いがはっきり分かれるため万人受けしません。
それよりは王道の流れで作成し、個性は個別のメッセージのなかで発揮していった方が無難です。
挨拶
自己紹介の冒頭は「はじめまして」や「こんにちは」でスタートします。
その後、「○○在住の△△です」と名乗るのが一般的。
さらに職業についても軽くふれます。
とはいえあくまでも挨拶に過ぎませんから1~2行程度におさめておきましょう。
登録理由
登録理由も1~2行程度で十分。
「男性ばかりの職場でなかなか出会いがないので」「年齢的に結婚を意識するようになったので」などと書いておけば問題ありません。
ちなみに、「友達に勧められて一緒に登録しました」と書いている人が結構いますが、これはあまりおすすめできません。
女性は「やり取りの内容を友達同士で見せあうかも」と勘ぐりますし、「友達が知り合いだったらどうしよう」という不安もあります。
「友達に勧められて一緒に登録しました」と書いたところで大したアピールにはならないので、上記のようなリスクを冒してまで書く必要はないでしょう。
恋愛に対する真剣な気持ち
マッチングアプリの女性会員は真剣に恋人探しをしていますから、男性に対しても同じレベルの真剣さを求めます。
また、「遊び目的の男には引っかかりたくない」「マッチングアプリにはチャラい人が多い」とも考えています。
なので恋愛に対する真剣さを語るのは非常に大事。
「将来的に結婚も考えられる女性と出会いたいと考えています」と書いたうえで、文末に追記として「真剣に恋人探しをしていますので既婚の方はご遠慮ください」と添えるのがベスト。
あえて2回書くことで女性に「この人は遊び目的じゃないな」と思わせることができます。
趣味やライフスタイル
女性は男性の趣味やライフスタイルを読んで相性をチェックします。
「もしこの人と交際したら楽しく過ごせるだろうか?」という目線で考えているので、女性ウケする趣味やライフスタイルを記載することが大事。
つまり、自分の本当の趣味を書くのではなく、無理のない範囲で多くの女性が好きそうなことを書くのです。
たとえば「休みの日はカフェ巡りをしたり動画を観たりしています」「旅行に行くのが好きです」など。
また、昨今はジム通いする女性が増えましたから、筋トレをしている人はそのことも書いておくと良いでしょう。
どんな女性を求めているか
まったく気が合わない女性とマッチングしても意味がありません。
なので、「趣味が似ていて一緒に楽しく過ごせる女性が好きです」「お互いが朗らかで仲良くいられる関係を作りたいです」などと求める女性像を書いておきます。
ポイントは抽象的な表現にとどめることと相手の内面について書くこと。
つまりできるだけ汎用性のある表現にしてより多くの女性に当てはまるようにするのです。
メッセージのやり取りを大切にするということ
マッチングアプリの女性会員は「しっかりメッセージのやり取りをして見極めたい」と考えています。
男性にとっては面倒くさいと感じられるかもしれませんが、それが女性の望みである以上、合わせるしかありません。
そこで、「まずは気軽に楽しくやり取りしたいと考えています」と書きます。
また、やり取りに抵抗がない人は「連絡はマメな方がです」と付け加えればさらに効果的。
「やり取りをしっかりする男性=会うことを焦らない=遊び目的じゃない」という変換が女性のなかでおこるので、女性に安心感を与えることができます。
いいねがもらえなくなるNGなプロフィール文の特徴
自己紹介を作成するうえでやってはいけないこともあります。
いくら王道の流れで書いてもそのなかにNGな表現があっては逆効果になるだけ。
これでマッチングのチャンスを逃す男性が多いので、以下を読んでしっかり頭にいれてください。
文体が馴れ馴れしい
フランクな性格を表現したいからなのか、馴れ馴れしい言葉遣いで自己紹介を作成する人がいます。
学生サークルや知人への挨拶ならそれでも良いのですが、マッチングアプリの自己紹介は見ず知らずの異性に向けて書くもの。
しかも大人が書くわけですから、丁寧語を使うのは当たり前のことです。
これができないようでは「常識がない」「国語力がない」「チャラい」などと思われてしまいます。
フランクな性格を表現するのはマッチング後にある程度やり取りしてからにしましょう。
絵文字・顔文字・マークが多い
絵文字・顔文字・マークは文章上で感情を表現するのに効果的です。
また、全体的にポップな感じになるので相手をリラックスさせやすいという効果もあります。
しかしながら、絵文字・顔文字・マークが多すぎると幼く見えてしまうもの。
大人同士の出会いの場であるマッチングアプリには不向きです。
そもそもほとんどの女性が「絵文字や顔文字を多用する男性は嫌い」と語っており、使用しする頻度には注意が必要。
自己紹介全体で1~2回程度に抑えるようにしてください。
好みのタイプを詳しく書き過ぎ
マッチングアプリの女性会員は自分に自信がありません。
そのため、男性が好みのタイプを詳しく書き過ぎると「私じゃ相手にしてもらえない」と身を引いてしまいます。
とくにNGなのがルックスとスタイルに関する好みを書くこと。
「細身の女性が好きです」「可愛い系より美人系がタイプです」などと書いた場合、女性はモデル体型や女優並みの美人をイメージします。
当然、そんな容姿の女性はほとんどいませんから、マッチングできる人数が大幅に減ってしまいます。
変わった趣味
変わった趣味の男性もいることでしょう。
それが悪いというわけではありませんが、あえて自己紹介に書くのはおすすめできません。
なぜなら「この人とは趣味が合わない」「楽しく過ごせない」と思われてしまうから。
たとえば爬虫類の飼育が趣味だと多くの女性は嫌がります。
また、女性が一緒にできないような趣味を書くと「一緒に過ごす時間がとれない」と判断されます。
趣味に関しては書いたことで損する人が非常に多いので、くれぐれも注意してください。
文章が長過ぎる
どんな文章であれ適切な長さというものがあります。
それを超えると「つまらない」と思われて多くの女性が途中で離脱していきます。
とくに気を付けたいのがマッチングアプリに登録した経緯や過去の恋愛話などを長々と書いてしまうこと。
女性が知りたいのは「私をどう幸せにしてくれるの?」ということですから、登録経緯や過去のことに関しては感心がないのです。
後述する自己紹介の例文で最適な長さを把握し、度が過ぎないようにしてください。
別れたばかり
「最近彼女と別れました」「○○年付き合った彼女と別れたばかりです」などと書いている男性がいます。
それが事実なのでしょうが、読み手である女性は「まだ未練があるのでは?」「立ち直り早過ぎじゃない?」と感じます。
当然、マッチング率に影響しますからあえて書く必要はありません。
仮に噓になるとしても、別れてから最低3ヶ月は経過している設定にした方が良いでしょう。
定型文をそのまま使わない
たいていのマッチングアプリには自己紹介の定型文があらかじめいくつか用意されています。
それを使えば簡単に自己紹介が完成するので多くの男性が利用しているのが実態。
つまり、女性側は似たような自己紹介をいくつも目にしているわけで、「これは定型文だな」と簡単に気が付きます。
そこから発展して「定型文を使うようじゃ本気で活動していないのでは?」とも思われてしまうので、定型文をそのまま使うのは適切とはいえません。
定型文は文章の構成自体は良いので、そのまま使わず参考にする程度にしましょう。
いいねがもらえる自己紹介の例文【男性用】
ここまでのおさらいとして自己紹介の例文を記載しておきます。
はじめまして、都内在住の○○です。男性ばかりの職場でなかなか出会いがないのでこのマッチングアプリに登録しました。
ここでは将来的に結婚を考えられる女性と出会いたいです。
僕の趣味はカフェ巡りと動画を観ること。とくに海外ドラマが好きでよく観ています。また、旅行に行くのも好きです。(海外や温泉地)
最近は家で過ごす時間が増えたので、ダンベルを購入して筋トレにも励んでいます。(マッチョには程遠いけど、とりあえず無駄に太らないように^^)
これらの趣味を共有できて一緒に楽しく過ごせる女性と出会いたいと思っています。
連絡はマメな方ですし、まずは気軽に楽しくやり取りしたいと考えていますので、少しでも気になった方はぜひよろしくお願いします。
なお、真剣に恋人探しをしていますので業者や既婚の方はご遠慮ください。
上記は極めてオーソドックスな自己紹介ですが、女性ウケを考えてポイントを抑えています。
なおかつ、NGな表現もなく万人受けするのがメリット。
これをカスタマイズし、より真面目な方向にするもよし、もっと親しみやすい方向にするもよしです。
女性の自己紹介を読んでメッセージの参考にする
ここまでは男性の自己紹介についてご説明してきました。
女性は男性の自己紹介を熟読しどんな人物なのかを知ろうとするわけですが、同じことは男性にもできます。
とくに男性の場合はマッチング後のやり取りにおいて話題を提供する役目がありますから、女性の自己紹介をよく読んでやり取りの参考にすべきです。
そこで女性の自己紹介のどんな点をチェックすべきなのかということについてご紹介していきます。
チェックポイント1:一番分厚く書かれているのは何か
どんな文章であれ、一番分厚く書かれている部分は書いた本人が特に語りたかったことと考えられます。
したがって自己紹介でもっとも分厚い部分に関連する話題を提供してあげれば高確率でやり取りが盛り上がります。
たとえば、「料理は得意な方で毎日自炊しています。よく作るのは○○や△△。あと、お休みの日はお菓子作りもしてます」と書いていた女性がいたとします。
全体が数行しかない自己紹介で上記のような記述があるなら料理の腕前にかなりの自信があるということ。
そこで「○○の隠し味は何ですか?」「△△は作るのが難しいのに凄いですね。上手に作るコツは?」などと質問してあげれば、女性は得意げに回答してくれます。
メッセージのやり取りではこのように相手が話したがっていることを察するのが大事。
これができれば女性は気分が良くやり取りできますし、好意を抱いてくれやすくなりますよ。
チェックポイント2:文章の長さはどうか
長い自己紹介を書く女性は生真面目で、うかつにジョークをいうと滑ったり無視されたりしがち。
なので、仕事上の苦労話や過去の恋愛体験を聞いてあげて、「嫌なことがあっても頑張るタイプなんですね。素晴らしいです」などとフォローしてあげる方が効果的です。
また、このタイプの女性はデートするまでに時間がかかる傾向があるので、長期戦を覚悟しつつじっくりやり取りしなければなりません。
逆に短い自己紹介を書く女性はフランクで快活な性格をしていることがほとんど。
比較的モテるタイプなのでマッチングアプリに頼る必要はなく、それゆえやや本気度に欠ける面があります。
それはマッチングの仕方にも表れていて、さほど興味がなくても「とりあえずやり取りしてみるか」というノリ。
あくまでも「とりあえず」のマッチングなので、短文の素っ気ないメッセージが返ってきます。
この状況からの逆転は難しいので、何かの口実をつけて(イベントやスポーツ観戦等)一か八かデートに誘ってみると良いでしょう。
チェックポイント3:人見知りと書かれていたら要注意
マッチングアプリではまったく知らない人とやり取りするわけですから、最初は誰だって緊張します。
当然、マッチングから2~3往復の間は手探り状態で上手くやり取りできないはず。
そんなことは誰もが理解しているのにわざわざ「私は人見知りです」と書くということは、かなりのレベルだということ。
この手の女性は非常にナイーブなので話題選びは慎重に行わなければなりません。
まず、相手の個人的な事を尋ねるの避けるべき。
プロフィールの中から楽しく話せそうな話題を見つけ出し、コミカルな表現を使ってやり取りします。
これを繰り返し、相手が慣れてくれるのを待つしかありません。
また、仮にデートまでこぎつけてもドタキャンされることがあります。
デートの1~2日ほど前になると「緊張してきました…」などと言ってくるので、「僕が会話をリードしますから、ただ笑ってくれればOKですよ^^」とフォロー。
こうして「難しく考える必要はない」と分からせてあげることでドタキャンを防止できます。
チェックポイント4:嫌いな男性のタイプは何なのか
自己紹介に嫌いな男性のタイプを書いている人がいます。
この場合はそこに書かれていることに注意すれば良いのですが、問題は嫌いなタイプが書かれていない場合。
嫌いなタイプを把握しないままやり取りをしていると、良かれと思って書いたのに「そういう男性は嫌い」と思われてしまうことがあります。
そこで参考になるのが女性が自己紹介に書いている自身の性格や経験。
その真逆が嫌いなタイプであると推測できるのです。
例えば「私はサバサバしていて男っぽいと周りからよく言われます」と書かれていたら、優柔不断でクヨクヨする男性が苦手だということ。
また、「恋愛経験は少ない方です」と書かれていたら、軟派な性格でモテるタイプの男性が苦手だと考えられます。
このように相手の性格や経験から苦手なタイプを推測し、それに該当する表現を使わないことがやり取りを円滑に進めるコツですよ。
チェックポイント5:冗談が通じるタイプかどうか
冗談を言うというのはやり取りを楽しくするうえで非常に効果的な方法です。
女性からの返信に「www」「(笑)」などと書かれていればアピール成功。
それが2~3度続くことで徐々に打ち解けてきます。
しかしながら、なかには冗談がまったく通じない女性もいるので要注意。
冗談を真に受けて「変な人だ」と誤解したり、ネガティブに受け取って「メッセージでふざけるなんて不真面目だ」と幻滅したりします。
そのため冗談が通じるタイプかどうかを見分けることが重要。
判断基準は女性の自己紹介に自虐的でコミカルな表現が入っているかどうかです。
例えば「私は食べ歩きが好きで近所の美味しい店に良くいきます。おかげで最近は太ってきちゃいました(笑)」などと書いてあれば冗談が通じるタイプ。
女性側から冗談を言ってくることもあるのでかなりポップな雰囲気でやり取りできます。
逆に自己紹介に長所しか書いていない女性はプライドが高く、ハイスペックな男性を求めがち。
そんな女性を相手にボケてしまうと逆効果になります。
まとめ
この記事では、マッチングアプリにおける自己紹介についてご説明しました。
マッチング率を高めるには内容の良い自己紹介が不可欠。
- 挨拶
- 登録理由
- 恋愛に対する真剣な気持ち
- 趣味やライフスタイル
- どんな女性を求めているか
- メッセージのやり取りを大切にしていること
この流れに沿って作成しつつ、NGな表現を使わないようにします。
また、マッチング後は女性の自己紹介を熟読する必要が。
そこに書かれていることから
- 女性が話したいこと
- 女性の性格
- 嫌い男性のタイプ
- 冗談が通じるかどうか
などを推測し、女性が気持ち良くやり取りできるような話題を提供しなければなりません。
このように自己紹介とは非常に重要な項目。
作成するのも相手のを読むのも手を抜かず、しっかりと活用していくことが素敵な人と出会うためのコツですよ。